本校の授業料は月謝制です。このシステムは保護者の経済的な負担を軽減する意味があります。同時に月謝制による学費納入は、生徒に常に納得のいく授業を提供するために必要とされるシステムです。
授業料の納入方法として他の予備校・塾では通常、入学時に年間授業料の一括払い、または半年一括払いが一般的です。 これを生徒の立場に立って考えてみた場合、学費の年額一括納入制をとる予備校・塾に仮に1ヶ月間通ってはみたものの授業内容に失望し、通学を断念せざるを得なくなった場合、月謝制のメリットが実感できるのではないでしょうか。
一方、月謝制を採用している予備校は、生徒がいつやめるかも知れないという危機意識が生まれます。そのため予備校の指導内容が受講生のニーズに的確であるという自信があるからこそ、月謝制の採用は可能であると言えます。本校の場合、生徒の年間脱落者は自然減の範囲内といえる2~3%であるという事実がこれを雄弁に物語っています。これに対し大手予備校の年間脱落者は一般に50%前後にのぼるという事実を見逃すことはできません。
年間授業料の一括納入は予備校経営のためのシステムにすぎません。月謝制の予備校と学費の年間一括納入制の予備校と、どちらが真摯な教育姿勢をとっているかは明白です。
予備校の本来あるべき姿は質の高い教育を低額の学費設定で提供することにあります。他予備校が設置している・塾の個別指導(注1)の1時間あたりの単価をM.A.X.の単価と比較した場合、本校の受講料の設定がいかに低額で妥当性があるかをご理解いただくことができると思います。
(注1)個別指導と個人指導の概念は異なります。個別指導は生徒2~6人に対し講師1人の指導を指し、個人指導は生徒1人対講師1人の指導を指します。
私共の調査によると他の予備校の個別指導の受講料はおおむね1時間当たり7,500~8,500円で設定されています。中には1時間当たり30,000円のところもあります。これに対して個人指導予備校M.A.X.の1時間当たりの授業料はコース・受講科目に関わらず4,563円~5,250円(税別)です。本校の受講料は講師の資質・授業の中身など、どの角度から見ても経済的であり費用対効果が優れていると言えます。
予備校・塾のような教育関連の業種では、一番費用がかかるのが宣伝広告費です。テレビコマーシャル・新聞・雑誌等への掲載、電車・駅のポスターなどの媒体を利用する予備校では、莫大な経費を広告費にかけています。莫大な広告費をかけ派手な宣伝をする予備校・塾の場合、利益をあげるためには下記①②いずれかの要件を満たす必要があります。
①授業料を高額に設定する
②講師の質を落とす(経験の浅いアルバイト講師を安い値段で使う)
これらの点は、従来見過ごされてきた予備校・塾の選択の視点といえるのではないでしょうか。