得意科目を重視した一部の例外的な入試方法を除けば、合否判断の材料となるのはあくまでも主要科目の合計点です。例えば「志望校の過去何年かの問題をやってみたけれど、あと10~30点足りていない」と分かった場合、その不足分はどこで補ってもよいのですが、一般的には弱点科目・分野の補強によってカバーを図ることが最も効率的です。短時間で楽に達成できるからです。
その際に重要なことは、他の受験生の多くが解けそうもない難問に目を向けるのではなく、逆に、合格するには絶対に落としてはいけない問題を確実に得点できるようにすることです。決して「苦手な分野・形式の問題に出会ったらお手上げ」という状態のままではいけません。どの分野からどういう形式で出題されても、それが入試「定番」問題のレベルであれば、必ず押さえなければいけません。そのような問題の見極めができるようになるには多くの良問に当たる必要がありますが、問題の選定をしてくれる先生が身近にいれば、より効率的に対策を進めることができます。
毎年、9月以降になるとM.A.X.の科目別個人指導を受講する方が増えますが、多くが志望大学の対策指導を求めて利用されています。総じて難易度が高いことから併願校数が多くなりがちな医系入試(医歯薬獣医)では1大学ごとの出題傾向を分析し対策を行っていくことは容易ではありません。そこで当校の志望大学の入試問題分析コースでは各大学の出題傾向・難易度を踏まえ、生徒一人ひとりの学力状態に合った対策指導を実施しています。
普段は他の予備校に通っている方や主に自宅で独学されている方などが3~5か月間の期間限定で志望校入試分析のために当校の個人指導を受講されるケースが多くみられます。
共通テストの出題内容は高校学習範囲となっていますので高校で学習したことを確実にマスターできていれば特に参考書や問題集をやる必要はないという意見もありますが、やはり大部分の私大の共通テスト出願における合格ボーダーライン(65%~80%以上)をクリアするためには共通テストに独特の出題形式と制限時間の使い方を十分に経験しておかなければなりません。
M.A.X.では共通テスト対策に最も適した実戦演習+解説授業方式で授業を行っています。高校の授業で学習した事項をいかに応用し、高得点に結びつけるかを効果的に学習します。本番の共通テストで目標得点を突破することにポイントを絞ってベテラン講師が丁寧に指導します。
近年、大学受験で大きなウェイトを占めつつある推薦入試・総合型選抜に対応するためM.A.X.では万全の対策プランを用意しています。例えば推薦入試において学科試験の代わりに小論文を採用する大学が多いです。そこでM.A.X.では小論文の基本的な書き方や課題に対する論旨の展開法などを指導しています。また推薦・総合型選抜では面接対策が欠かせません。実際に行われる面接試験の形式でシュミレーションを行いますので万全の体勢で本番に臨むことができます。